寄居夏祭り(八坂神社例大祭)

毎年7月第2土曜、日曜に開催される寄居夏祭りこと、八坂神社例大祭。
6台の勇壮かつ華麗な御輿(みこし)が、豊作と無病息災を祈りながら、町内ごとに勇姿を競い合い、市街地を練り歩きます。
また子供御輿(みこし)も巡行します。

八坂神社の歴史

八坂神社

古くから寄居は秩父の山間部と荒川下流の平野部とを結ぶ物資輸送の拠点でした。江戸時代には四・九の市が開催され様々なものがこの市で交易されていました。八坂神社はこうした市の繁栄を願う人々によって勧請されたものです。祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)、市千魂命(いちちたまのみこと)、天児屋根命(あまのこやねのみこと)。明治まで市街地では中町に祀られていましたが、明治四十二年四月の神社合祀の際、中町、常木、菅原にあった三社が、藤田の宗像神社に合祀されました。

八坂神社例大祭 例祭

八坂神社 八坂神社

毎年七月の第二日曜日とその前日の土曜日に行われます。初日、土曜日の夕方から渡御が行われ、年番町の神輿が一基だされ、神霊が神輿にうつされたあと、神社から市街地の各祭場をまわり年番町に設けられた仮宮にむかいます。担ぎ手は年番町の担ぎ手の他、各町からもでて、神輿がその担ぎ手の町内を通るとき、神輿の花棒にはいります。仮宮に到着すると、神輿を仮宮にいれ渡御が終了します。
日曜日は、午前に仮宮にて祭典がおこなわれます。その後お昼過ぎに仮宮に各町の神輿が集合し還御がおこなわれます。
還御は渡御の順路と逆順に、やはり年番町の神輿を中心におこなわれます。その他の町内神輿は、市街地の歩行者天国内で担がれますが、年番町の神輿がその他の町内を通るときは、その町内神輿も年番町神輿に続くというかたちで還御がおこなわれていきます。年番町の神輿が神社に到着すると、神霊を神社におかえしして還御が終了します。

八坂神社

日曜日には、6台の勇壮かつ華麗な各町の御輿(みこし)とともに、子供神輿も巡行します。

八坂神社例大祭 ポスター

八坂神社例大祭 ポスター クリックで拡大表示 八坂神社例大祭 交通規制図 クリックで拡大表示

2019年の寄居夏まつり(八坂神社例大祭)は、7月13日(土)、14日(日)に開催されます。
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